2011年11月10日木曜日

二日目から三日目まで

2日目
主に情報収集と本を読んだりして過ごした。
わざわざ旅行まで行ってなにしとんねん?っと言われるかもしれないが、親父の腰がだめなので仕方がなかった。
ただ、特に必要がなければ調べそうもない情報をガンガン調べてたのでそれなりに得たものはあった。雑学として。



3日目
朝頃ゆっくりして深センへ。香港行きのフェリーでは、1等席と2等の値段差が少なく、かなり快適だと聞いていたので(他ブログとかで)深センもそうだと思い込み、一等を購入。
しかし、深セン行きだと値段が1000円ほど違った。これは許容範囲。
ただ、2等の席もガラガラで全然混んでいなかったので、どっちでもよかった。


深センの蛇口っていう港につくと、すぐにタクシーのおっさんが寄ってきた。相変わらずだなーっと懐かしく思いながら、無視。これだけは乗る気がなければ喋らないに徹するべき。近くに深センの地下鉄があったので、それに乗った。福田って場所まで行ったけど、距離にして約19KM。1時間くらいかかった。なんでこんなかかるねん?っと思ってたら駅の間隔がかなり短いみたい。蛇口線って名前だったな。

福田についてはここを参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E9%A7%85_(%E6%B7%B1%E3%82%BB%E3%83%B3%E5%B8%82)



そして、ココパークってところに行った。
そしてココパークは行き当たりばったりで行った。
前日にがっつり調べたんじゃないの?っと思われて当然なのだが、僕はどうも調べ物をしてる最中に他のことに気が散って、例えばこの時も深センの工場について調べてる最中に、LEDの仕組みが気になってまったく成果を上げられなかった。
それと言いわけにしかならないが、初めての土地って前もって調べててもよくわからん!なのだ。
深センの地下鉄についてはGoogle Mapに乗っているので、距離感とかは大して理解してなかったことは否めないが、だからどうしたのだ?っという開き直りを旅行3日目にして習得してしまった。結果的によくわからない状態でまた行ってしまったのだ。そして、おやじの腰を犠牲にしてしまった。


時間軸を少し遡って目的を思い出す。
そういえば、最初LEDの工場を見に行く予定だった。
だが、親父は腰が痛いので歩けねぇえ。すべてタクシーで手配してほすいっとなった。
しかし、親父に深センまでのフェリー代、タクシー代すべて合わせたら、サンプルをすべて日本に送るほうが安くすむぜっていうことを言うと工場に行くことを諦めた。
ここで深センに行くのを諦めるのが正しかったのだが、僕は実際深センにすごく行きたかったので行くことにした。


この2つの状況を見ると、結局腰を犠牲にして、深センのわけのわからんココパークやらに行ったのならLEDを見に行ったほうがいいじゃまいか!っとなる。いや、まさにそのとおりだ。親父もそれを悔やんでいた。僕も申し訳ないと思っている。
しかし、今考えても何故こうなったのかよくわからない。ただ、僕の行き当たりばったりでいこうぜ!!そのほうが、旅っぽいじゃろ!っと、こともあろうか腰の悪い親父に価値観を押し付けてシマタ結果なのだ。そして、一番のミスは準備したLEDの場所のメモをホテルに忘れたことだろう。これはミスという名の過失罪だ。これさえあれば。これさえあれば、あの時ココパークからでもこの工場に瞬間移動できたのではないか?もう今となっては仕方ないのだけど。


ここでもう一つ、自分との葛藤があったことを記録しておきたい。それは、深センに行かないという選択肢が、どれほど難しい選択なのか。本来はマカオと香港、それに深センという3点攻めで決定していたのだ。もし仮に深センに行かないという選択肢を選んだとしたら、今回の旅は少し寂しくなっていただろう。これはほぼみなさん当てはまると思う。三点攻めが二点減ればただの竿竹屋になるじゃんと。

ところで、ココパークとはどんなところだろう?っとなると思うので、参考にできるブログ:
http://makys.exblog.jp/5854998/
http://ameblo.jp/akmt427/entry-11041572184.html


夜に相談の結果次の日の朝すぐにマカオに帰ることに決定。
気を取り直してホテル探しをすることにした。
ほんと深センに何しにきたかを正直に言うと、BBCの特集とディスカバリーの海賊版DVDを買っただけだった。


僕としては香港も行きたかったのだが、今回の旅行で行くことはなかった。だから蛇口に戻ることにした。
親父も別に大丈夫と言ってくれたが、香港を連れ回せば確実に車椅子送りにしてしまうと思い踏みとどまった。

ふと思ったが、あまりにもこの旅行日記でおやじの腰が話題に上がっていて笑ってしまった。しかし、息子として見ていてあまりに痛そうだったので、この日記で書かないわけにはいかない。切実に治って欲しいものだ・・。


蛇口に着いて、7天っていうフランチャイズの安いホテルに泊まることにした。
宿も決まったし、酒でも飲みに行こうぜ!っと親父と仲良くバーに出陣。
驚いたことに、蛇口にかなり外国人がいた。
そして、その外国人がモーマンタイとか言っている。広東語だ。


そこで、蛇口についてなんか知れるもんないかな?っと思ってみてみると、こんなのがあった。
http://news.cntv.cn/china/20100826/101948.shtml  (中国語)

その一部分、蛇口になんで人が居るんかって説明があった。

现如今,站在新建成的住宅小区半岛城邦附近的海景观光带上,一座国际性的住宅小区面向全世界销售,骑自行车休闲的、带着耳机跑步的白皮肤面孔,以及穿着短裤站在海边享受海风的黑人面孔,都显示出蛇口这块地方,已经朝着一个国际性的休闲社区转变。

簡単に要約すると

その半島にある居住区は、全世界に向けて販売された。
白人や黒人の生活する姿がこの街を演出しており、国際都市としての色彩をもつようになった。

へーーっとひとつまた学べた。

ほんと、なんでこんな蛇口みたいなとこに外国人がたくさんいるのか気になった。
そういう理由があったのか!っと納得。

しかし、どこに行こうと西洋は西洋人で集まり、アジアはアジア人で集まる。
だが同じアジアでも中国は中国、日本は日本となる。しかし、西洋は特にそのような傾向はなさそうだ。
やっぱりコミニケーションができる母国語以外の言語が、こんな場所でも重要になるんだな。
なんてことを親父とビールを飲みながら喋った。

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