2012年6月25日月曜日

久々に戯言を~


さて、久しぶりにブログを更新しようと思い立ったものの、何を書けばいいのか全く思い浮かばない。書くとすれば、さっぱりやる気が起きないという報告くらいだぜ。


さて、未だに古典がえぐい。
今こうやってブログを書いている瞬間も「文法は大丈夫か?」っという疑問が絶え間なく僕を襲ってくる。もちろん、ブログであんなガチガチな文章を書いたら、書く側だけじゃなくて、読む側もイライラしてくるだろうけど。もう意識的に適当な文章を心がける以外に、ブログなんて書けたもんじゃない。


僕は、死ぬほど古典(hmbaの必修科目)が苦手だ。
主述の関係もわからないし、それ以前に主語とか、動詞とか、副詞とか見分けることもできない。

あほやーーん。で済めばいいのだけど、さすがにこの時期になって文法面で指摘されるのはやばい。

TAの方々にお叱りを受けて、「主述とか以前に主語がなにかわかりましぇん!!」と答えたら愕然としていた。もう泣きたい。


っで英語とか中国語はどうやって勉強してきたの?文法とかどうしたの?って聞かれた。
僕は素直に「文章丸暗記ですた!まったく文法なんて勉強してませ~ん」と言うと、これまた奇妙な雰囲気が空間を支配した。


文法なんてどうでもええんや!って思って過ごしてきたけど、どうやら違うみたいだ。
物事を表現する時、自分が表現した内容と相手のインプットがイコールになるよう工夫しなければならない。少しでも曖昧な箇所があると、受け手に解釈の余地を与えてしまう。その解釈の余地をできる限り狭くしてくれるのが文法の役目だ、ってのを僕は感じた。

でもねー。別に僕そこまで自信持って、「これはこうだ!」「あれはああだ!」って主張を持ってないんだよねー。もちろん、修士論文書くときに文法は必須なんだろうけどね。

あーしんど。文法問題ってしんど。でも、さすがに夏学期で一つくらいは得るものがないとだめだよな!それが文法ってのも悪くない♪





あと、ここの学校に入学すると、最低でも夏学期は相当な覚悟がない限り自分がしたい勉強はできません。どういう覚悟かっていうと、グループワークをドロンする勇気です。
僕は相当なヘタレなので、グルワをドロンできません。
でも、ドロンする気もありません。だって、成績がグループでつくから、迷惑はさすがにかけれない・・・。だから、僕が思い描いていたダンスサークル!とか、英語!なんてものは、塵となって消えさりました。


もう一つ。
人間関係がなかなか難しそうです。
日本特有のあいつはだめだ。とか、あいつは終わってる!とか、批評を好む人がちらほらおります。まあこれはどこに行っても起こる問題ですけどね♪まあ、問題というに値しないくらいのことですけど、こういうのが苦手!って人はやめておいたほうがいいのかな。

グルワのメンバーとすごく相性が悪くてゲロ吐く!ってのも聞いたりします。
どんなメンバーとでもうまくやってけるスキルを身に着けるのがMBAの醍醐味やろう!って思うかもしれません。でも、これが難しい。人それぞれアウトプットのレベルは違うし、達成したいレベルも違う。熱い人もいれば、冷めてる人もいる。何とか自分の意見を押し通そうとしてくる人もいれば、静観して状況に合わせる人もいる。


マッタリ~な環境を求めている人は、よーく考えることをお勧めします。


2012年5月5日土曜日

久々日記

ちょー久しぶりに日記更新。

忙しすぎて・・・・この言い訳だけはしたくなかったが、とうとうしちゃいます。

それに風邪ひいた。喉が痛い。もうだめだーーーー




さて、学校の話をしようかな。

僕は6科目の授業を選択することになりました。

マーケティング,経営戦略,企業データ分析,古典,グローバルリーダーシップ,国際金融。

ほぼ毎週課題の提出せなあきません。

僕みたいな日本語がぺーぺーな人は本当に死にたくなります。

古典は、要旨と小論文を提出し、要旨はA4で2枚、小論は1枚。毎度真っ赤になって帰ってきます。

日本語の文法を叩き込んでくれる親切な学校です。いやーほんとうにボロボロになります。


ほかの授業も毎週課題が出ます。

日本のキャンパスライフを楽しもう!!って馬鹿な考えで来てしまったのがミスでした。

全然楽しめてねーぜ!!!!

もちろん、死ぬほどやったのに不合格!っていう中国みたい事態はおこりません。

やれば受かります。っというか、適当にやってても受かるようです。これが日本なんです。



あーまったくまとまりがない文章だ。

でも、ブログだとこのくらいグダグダしててもOKだから好きだ。

ちゃんと書く気分になれば、今度また書きます。

2012年4月6日金曜日

4月4日から続き。

眠い。眠すぎて今日も書き終えれるかわからないけど、がんばってこー!!

4月4日は朝から奨学金の準備を始めた。
11時までかかって、後は一枚だけ書き込めば終了!ってところまでやった。
そこまでして、午後に実施される健康診断のための証明写真を撮りに行った。でも、はさみとのり忘れたから結局健康診断書には貼れなかったのだけど。
その後、昼ごはんを友達と国立にあるケンタッキーで食べに。

っで、3日のガイダンスで交付されるはずだった学生証が(昨日書いたかな?もう記憶が曖昧)その日入っていなかった。
原因は、不足資料があったためだ。それを提出して、学生証ゲット!と思ったら、昼休みで(12時から1時の間)提出できず。1時からは「院生の進路を考える」ってのに参加しなければならなかったので、とりあえずその説明会会場であるマーキュリー7階に直行ー。しかし、奨学金書類がまだ出来上がっていなかったので、まったく話を聞かずにそれを仕上げた。

奨学金の記述が終了したと同時くらいにその説明会も終了。
っで、尿を採っていないことに気づき、マーキュリー7階で採りたてほやほや果汁100%のマジックウォーターを採取。
ほんとは朝に採らないといけないが、朝方の聖水はすでに東京湾に流れた。

聖水を無事確保したので、次は学生証を取りに行く。
これも無事交付され、晴れて180万冊ちょいの蔵書量を誇る一橋の図書館を利用できることになった。

ウキウキ気分を胸に秘めながら出来上がったばかりの奨学金の資料を提出に。
今日は出来たて炊き立てのものが多いけど、順調やん!っとボルテージはインジケーターを吹っ切った。
これも無事受理された。よかたよかた。

っで、兼松講堂で実施されている健康診断の長蛇の列に並び、先ほど採取したばかりの聖なる水の純度を測っていただき、視力検査やらレントゲンやら、いろいろと引っ張りまわされた。

その後、友達が兼松講堂の前で待機してくれていたので、そのまま健康診断を一緒に受けた友達と3人でスタバへ。
授業どんなんやろねー!?みたいな話や、教授がどんなんでこんなんで的な話をぺちゃくちゃ。

その後は、友達と新宿のだるまって言う中華の店で飯を食った。うまかった。ナスとひき肉のセット。
学校の話を始め、音楽の話など、2時間ちょっと。楽しかった。

友達とバイバイーして、彼女の家でお泊り。国立から1時間ちょっとの距離で、半端ない。電車代も半端ない。




4月5日。

9時くらいに目覚める。
昼飯を力飯で食べて元気を出し、昼ごろに国立に帰る。

ダイソーで生活必需品を購入し、古典精読の教科書を買いに西キャンパスにある本屋さんに。
またまた友達に電話して、どの教科書だっけー!?と聞くと、嫌な声(顔は見えないからね)一つせず、丁寧に教えてくれた。

っで買った教科書がこれ。



5,250円もした。
レジの前でひっくり返ってやろうかと思った。高すぎやろ!!
うまい棒525本買えます。


本を購入して、さー!わが豪邸、中和寮に帰ろう!と思ったが、途中に友達一群が。。。
「なにやってんの?」って聞くと、生協がやってる新入生歓迎会があるとのこと。
この時、たしか4時くらいだった。
「ただ飯食べれるよ!」っと教えて頂き、3秒で帰宅中止。
僕の経済状況が火の車ってことをわかってくれており、そういう耳よりな、一番刺激的な言葉を選んで誘ってくれた。

生協の歓迎会は、ただ飯のためだけに行ったのだが、意外にたくさん友達ができた。
特に、中国人の留学生がたくさんいて、話す機会ができてよかった。
ただ飯だけでなく、ビンゴゲームもあり、京都旅行やら生協5000円商品券なんてものが景品に出てた。
おんぶにだっことはこのことか!!っとボルテージは又しても振り切れ。っが、何もあたらず。しょぼん。

その後もまわりの新入生とワイワイおしゃべりし、6時半くらいに終了。

っで、この歓迎会の時に寮で一緒の友達から9時から寮のフロアミーティングがあるってことを教えてもらった。
今日はルネサンスでしつこく体を鍛えようと考えていたのだが、不可能だと知る。

そこから寮メートと一緒に帰宅し、急いでルネサンスへ!
1時間半くらい滞在して、帰宅。やっぱ風呂は最高だわ。

9時から寮のフロアミーティング。
フロアミーティングとは、フロアごとにルールを決めたり、委員を選出したり等を行う。
例えば、共有スペースに湯沸かし器を置くべきかどうか!?如何!?みたいな、滑稽だが生活にモロに影響する内容を議論するわけだ。

11時前にミーティングは終了。

そこからは、資料の整理をした。これは本当にややこしい。あまりにも資料が多すぎて、奨学金の資料、寮の資料、学校の資料を区別し、期限をポストイットで壁の上に時系列で並べたり、とにかくややこしい。

そして、念願のグリーンラベルとわさび味の柿の種を食べ、ブログを書いている。

だけど、もう眠すぎるし、明日から授業がスタートするので寝る。

奨学金を申請しようと思ってる方へ:僕からのお勧めは、奨学金のテンプレートを学生支援課から貰えるようになるまで待つのではなく、以前の奨学金の資料でもいいので見せてもらうとかなり楽になる。一橋大学の学生支援課へメールすればすべて開示(ネット上にあるみたい)してくれる。実際、僕はわからないことがあったらすぐに学生支援課に問い合わせる。

あかん。もう眠いから寝ます。おやすみ!!

2012年4月5日木曜日

入寮から今までの状況。手続きが多すぎて死にそう。

4月2日に入学した。
その日からは、嵐のように吹き荒れる提出書類の期限に悶絶すれすれだ。

ブログもしっかりと更新していく予定だったのだけど、奨学金の提出期限だけで睡眠時間を根こそぎ剥ぎ取られた。

入学の4日前の3月30日に入寮チェックを完了し、右も左もわからんまま(今だってまだゴミをどこに出すかすらわからへーん。)、入学式を迎えた。寮には家具が着いてて、便利だなーっという気持ちが気の緩みに繋がり、4月3日、つまり昨日まではベットのかぶり布団やシーツがない状態で過ごした。。。でも、以外にぐっすり眠れた。

4月2日は、送った荷物がバンバン届き、人間がなんとか生活することのできる物資を手に入れ、入学式に参加。
入学式はいたって日本的な入学式で、もうどうやってこれをネタにブログを書けばいいのかわからんくらい平凡な入学式だった。学長の話が長く、モンテスキューやら、旧学長の話をネタに、がんばれよ!って学生を激励していた。

その後は、各支援課の人たちから図書館の利用や、IT環境の導入についてやら、概要をさーーっと述べるような感じで進行した。

入学式が終わったあと、何人かの友達と写真を撮り、僕の寮を見てみたい!というのでお披露目会を行った。
お披露目会は数分で終了し、「案外きれいやん!」という感想で幕を閉じ、次の友達の家に行くことに。
その友達の家は、僕の部屋なんか囚人部屋くらいに見えるくらいパーフェクトで、危うく靴脱いでそのまま居座るところだった。

とりあえず、解散ー!ってことで、僕は予てから登録しようと思っていたルネサンスジムへ行くことに。
ここは月会費が1万くらいで、僕としては脱糞するほど大きな出費だが、何しろ風呂が充実している。
寮の部屋には風呂はないが、別にシャワールームがあるので、体を清潔に保つ!という目的だけならジムに通う必要はない。
しかし、これからハードな生活を健康的に過ごすためには、ヨガのひとつやふたつくらいええやろ!風呂にもつかりたいやん!っということで、脱糞の思いで入会した。

ジムは想像通りすばらしく、健康のためっと心に決めておいたのに、ダンベルを持つと限界すれすれに逝ってしまう。
これでもか!ってくらい筋トレした後の露天風呂は最高だった。これは癖になる。



4月3日は商学研究科のガイダンス。
ひとつ言い忘れたけど、入学式の後に、ガイダンスがあった。その内容が上述した図書館等の利用について。

で、このガイダンスでも、またまたいろいろな資料を渡された。
4月7日と8日に実施される導入合宿の説明や、履修登録、図書館・IT環境の詳細な説明、院生委員会について、古典講読について、など等、駆け足というより全力疾走で説明がなされた。しかし、途中で警報が出てる!ってので、全力疾走が音の壁を越えた。もうはっきり言って内容の半分くらいは忘れた。

この日は爆弾低気圧とやらで、神戸の友達から東京の友達まで、多数の帰宅困難者が出た。
そんな人たちを尻目に、僕は朝に届いたばばシャツみたいな色の布団でゴロゴロしてた。
ゴロゴロする前に、ご飯を炊いて、缶詰を肴に食べた。なんか虚しかった。

あ、またひとつ時系列がおかしくなるけど、この日の昼ごろに一つ目の奨学金申請を完了した。

そして、8時から中和寮の説明会があった。
ここでは、寮の自治システムの説明や、委員選出、注意事項、シックハウス対策、等が話された。
話している人の説明が非常にわかりやすく、また、自治システムの完成度の高さに驚いた。

9時くらいに雨風が収まり、ジムへ。
しかし、次の日の提出書類作成のため筋トレは自粛し、風呂とサウナを満喫した。

ジム終了後、友達と電話。そこで、翌日に健康診断があることを教えてもらった。いや、教えてもらったというか、みんな知ってるはずなのだが、すっかり奨学金のことで頭がいっぱいで忘れてた。
せっかく資料作成が終わったらビールと柿の種を食べようと準備万端でウキウキだったのに、翌日の尿検査のことを考え控えることに。
そこから2時くらいまで、奨学金の資料整理・作成をやったが終わらず、次の日の朝6時くらいから再度作成スタート。


4月4日の朝から準備を始めた(この日が期限の奨学金だったので必死。)。

っと今日は眠いのでもう限界。明日がんばって更新しよっと!!


本日の名言

人間は、野望実現の過程では、
異性のことなど忘れてしまったとて、たいして残念にも思わない。
だが、いざ自分の夢が実現したとなると違ってくる。
とくに、自分の人生がこのままで終るのかと思うと、胸の中がゆらいでくるものだ。

by塩野七生

2012年3月27日火曜日

HMBAの入学手続き

前回、最近の出来事ーってことで入寮のお知らせをした。
でも、よくよく考えるとまだあった。そう。入学手続き!

今月の4日か5日か忘れたけど、入学手続きについての書類が実家に届いた。
僕は東京に居たので、内容を確認してもらわずにとりあえず手元に送ってもらうことにした。
速達で送ってもらったので次の日には手元に届いたが、開けてびっくり!期限が今月の13日まで!

時間的には確かに余裕がある。
しかし、親はタイミング悪く両方とも海外に出かけて行った後。
「13日までに入学金を振り込まなければ入学辞退者として扱う」って文字が僕の脇汗を一気に噴出させた。
なんてこったい!!こりゃーなんてこったい!!
しかし、じっくりと文字を眺めてみると「入学金免除申請者はこの限りではない」とあった。
これ・・・・使うしかない!!!

そして、僕は無事?この非常にめんどくさい手続きをすることになった。

まず、学校に出向き(電話でも可能らしいがもっとめんどくさい)学生支援課で申請を行う。
その後に商学研究科に行け!!ってことで行ってみると、学生カードと共に郵送してくださいって言われた。
本学の学部生は商学研究科に手渡しできるが、他大学出身者はその限りではないらしい。
しかし、学生支援課で「商学研究科に行って、先ほど手渡された用紙を渡さないとだめですよ♪でないと、入学金免除申請者にならないので。」って伝えられたのに、商学研究科に行くと「ん・・・?これは・・・なんですか?他の書類は・・」って感じでまったく要領を得ていない。結局、何度かその両方を往復し、郵送で処理しなければならないという結論に至った。


この手続きを完了しないと「入学辞退者」として扱われるのに、これは少し杜撰だろう!(理由はどうあれ、入学金を準備していなかった僕の方が杜撰だけど)
中国の大学でも同じようにたらいまわしされてきた経験があり、「日本の大学はたぶん事務手続きとかめんどくさくないんだろうなー」という淡い期待を当時は抱いていた。しかし、蓋を開けてみると日本の大学も事務処理は想像していたよりも効率的じゃなかった。(怒鳴られたり、適当に処理されたりしないだけいいけど。)



実はこの話、まだ現在も進行中なのだ。
なぜかというと、提出書類が非常に多いから。

自分が記入する内容以外にも、家族の所得証明やら住民票やらその他様々なのを集めないといけない。
それを一つずつ確認し、他の奨学金の申請用に追加申請し、コピーし・・・
そういう作業をしながら、一生こんな作業(仕事だともっともっと猥雑で面倒なんだろう)と付き合っていくのか・・・なんて思うと、もっと電子化が進んでワンクリックですべての手続きが終了するようなシステムがあればなーなんて想像の飛躍もあったりした。

何はともあれ、すべての提出書類を集め終わって後は申請用紙を記入するだけのとこまできた。
よかったよかった。


本日の格言

経済上の余裕は、人生の不都合の多くを不都合でなくしてくれる。
by塩野七生

2012年3月16日金曜日

また神戸に帰ってきたー。最近の生活。

お久しぶりです。またご無沙汰しておりました。

新しい家に引っ越したのでネットが繋がっていない状態でした。
ネットがない状態で2週間ほど過ごし、現代文明に置いていかれた気分をしっかりと満喫しました。
っと言いたいところですが、スマホがほとんどパソコン代わりで、本当に必要なことはすべてスマホで処理できました。
ただ、スマホは本当に不便で、まったくブログを投稿する気分にはなれず、長い間ほったらかしの状態でした。


さて、新しい家に引っ越したのはいいものの、3月下旬には寮に入ることになりました!
ですので、またネットが繋がるまでグダグダなりそうですが、そこのところはお許しください!


さて、最近の出来事。

先ほども申しましたが、3月8日に一橋の入寮許可者名簿が出て、晴れて国際寮に住めることになりました!!わーい!
一ヶ月あたり1万2千円から2万円ほどということ。家具も付いてるので、まったく新しく買い足す必要がないので体ひとつでOKなわけです。プラス、国際寮とのことなので、外国人と一緒に起居を共にすることができるので、プチ留学を楽しめます!!そんなこんなで、ブログの話題に事欠かないのではないか!?なんて思ってます。

杞憂に終わったのですが、もしこれにもれていた場合、僕は本気でホームレス生活をしようと悩んでいました。
バックの中には炊飯器!!一番初めに、そして一番重要になるであろう寝袋は慎重に選ばなければ!!(つまり、研究室とかで寝ようと企んでたわけです)
そんな生活をリアルに想像し、ある意味ワクワク?してました。
実際、オリエンテーションの際に配られた資料の中のアンケートに、大学生活の中で無駄だったものが住宅だったと書いていました。(本当のところ、これはありえないですけどね)

寮の申請についての情報は、一橋の在学生へってページの”学生寮・アパート”で出ています。
12月頃に4月入学の新入生用の申請等情報が更新されます。
寮に住みたい方は、来年度のこの時期に頻繁にチェックするようにするといいでしょう。

さて、今回はこれくらいで。

本日の名言

充分に使った一日の後に快よい眠りが訪れるのに似て、
充分に使いきった人生の後には安らかな死が訪れる

by塩野七生『人びとのかたち』

2012年2月26日日曜日

超ごぶさたで・・・

22日にやっと本拠地である関東に帰ってきた。

この一ヶ月は本当に勉強もせずに飲んだくれて、正直に楽しかった。

もうやべー!っと前回の投稿でも書いたが、本当にやばかった。肝臓が。

こんなに遊べたので、これからは気合を入れて勉強もブログもがんがんやっていきたい!



さて、長い間勉強はしなかったが本は読んだ。以下のとおりです。





真山仁の経済小説を読んだ。上に載せた3作はシリーズで、まだ続編が出そうな感じだった。
内容は以下のとおり(アマゾンから):
ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。

3作も続編で書かれていたので、登場人物やその人物的な性格もすべて頭に入っており、愛着もだんだんと湧いてくる。
主人公の鷲津の苦悩や、彼の行動哲学がかっこよかった。
こういう場所で仕事をすると、こんなプレッシャーやこんな悩みが出てくるのか、っということを知れた。
もちろん、毎度毎度経済小説を読む理由は、ひとつは知的好奇心。もうひとつは、そのプレッシャーや悩みに対する対処法を自分の頭でも考えて、予行演習ができること。それはつまり、理性でコントロールが難しい情緒的な問題に対して、己の行動哲学をどうやって養っていけばいいのかというケーススタディーでもある。

このシリーズの特徴は時系列的に物語が展開されており、又、日本でおきた過去の出来事に酷似しているので、一読をお勧めします。ドラマにもなってましたが、それとは内容が違うのでドラマを見た人にも読んでほしい。


さて、今日はこれくらいで。

本日の名言:
天才とは、苦労をすることを知っている人のことである

by塩野七生『人びとのかたち』

2012年2月10日金曜日

神戸での生活

実家はやっぱええ!!

っと、中国にいる時から毎度思っていましたが、最近はたまにしか帰ったらあかん!っと思うようになりました。

おんぶに抱っこな生活は、思考力を低下させるし、地元の友達と遊びに行っては酒を煽る。

これぞ究極のニート生活なのだ!っと思うと、少し焦りを感じますね。

それに、ブログも一週間に最低一度は書く!っと今年の目標にしたのに、公約を破ってしまった。。。

は!!っと気づいて、急いで書いた次第であります!!

最近は、どうやって飲み会と私生活のバランスを整えたらいいのか?っというのが、一番大きい問題です。

やらないといけないことは多いのに、時間はない。

それは優先順位をしっかりと立てれてないからやろ!!!!

っという心の声は、あと少しだけ無視しようと思う。

4月からは自由な時間なんてない!っと思っておるので、今のうちに遊ぶぞー!!

2012年1月31日火曜日

バイト終了、そしてニートへ

昨日、最後のバイトに行って来た。

アジ研で一緒に仕事させてもらった人には感謝のことばしかありません!どうもありがとう!

中国人の友達もでき、職場環境も最高だったので、一月に一度くらいは暇を見つけて本でも読みに行こうかなっと思ってます。



さて、バイトをやめてなにすんだ?って考えた。

まず、神戸に帰って遊ぶ。

お金があれば、中国にふらっと行きたい。

英語と課題図書を読む。


これくらいしかない。

中国に行く!ってのは、お金が許せば、なので確実ではない。
ただでさえ、大学院で上京するので少しお金を節約しなくちゃいけない。

そうなると、一番目と三番目しかない。

これは。。。。所謂ニートじゃないか!!!


っということで、晴れてニート生活を4月まで堪能したいと思います。


えーっと。本も何冊か読みました。
それについては、また後日やっつけたいと思います。


本日の名言

FATA REGUNT ORBEM! CERTA STANT OMNIA LEGE
(不確かなことは、運命の支配する領域。確かなことは、法という人間の技の管轄)

byローマ人の物語より

2012年1月26日木曜日

一橋のオリエンテーションに参加してきた。

今月22日の日曜日に、HMBAについてのオリエンテーションが開かれた。

これについてはすぐにアップしようと思ってたのだが、帰ってきてすぐに風邪を引いてしまった。
高熱と戦うこと3日ほど、ようやく熱は引いたのだが、オリエンテーションで説明してもらったことを、すっかりさっぱり熱と共に飛ばしてしまった。

だが、幸いなことに、M1の学生及び先生方が準備してくれた資料を基に、なんとなーくだが、脳内の復元ができそうなのでやってみることにする。



まず、開催場所はマーキュリータワーだった。
マーキュリータワーって、また凝った名前にしたもんだなーっと思った。
マーキュリーっとは、ローマ神話に登場する商業の神で、そんな神にあやかった形で名前をつけたのか、また粋なことをするぜ!一橋!っと鼻から息がフガフガっと出た。
なんせ商業の神を建物にしてしまうんだから!!トーマスか!!くらい、フガフガなる。


そんなトーマスタワーで、2時からスタートしたオリエンテーションは、まず2名の教授によって説明がなされた。沼上幹教授と加藤俊彦教授。


二人とも強調していたことが、死ぬほど忙しいということだった。
「まずは体力をつけて、家族の理解を得ましょう。」
家族の理解って・・・(笑)
なんて思っていたが、実際にある学生の予定表がPPTでスライドされて、冗談ではなく、現実的に考えて必要な前準備だということがわかった。

無断だけど、その予定表をこっそりのせてしまう。



ここで、GWが多いことに気がつく。
僕は最初GWだから、ゴールデンウィークかなんかか?っと思っていたのだけど、日中にゴールデンウィークを突っ込んでくるわけがない!っという推理の元、グループワークに行き着いた。

それにしても、GWが多い。
この予定以外にも二つほど予定表を見たけど、大体がこんな感じだった。
そして、教授曰く、この人が特別がんばってるわけではなくて、ほかにもこんな学生はたくさんいます。

なるほど。
だけど、僕は睡眠をとらないとやっていけない。一日6時間は必要だ。
参った。。。非常に参った。。。

オリエンテーションでも、若いからいけるぜ!的なオーラが悶々と立ち込める中、みんなこの予定表について、至極当然、HMBAの学生だったらこうだぜ!っをかもし出していた。

いや、望むところだ!!っと言ってやりたいが、GWってのがよくわからない。

GWってのは、そんなに時間をかけてやるものなのか!?
っというか、実際のところ、みんな寝てなくて、意見がそんなにさくさくまとまるのか。。。
もちろん、「寝てないからえらいわけじゃない」っという教授の言葉は聴けたが、その後の在学生主催による飲み会では、さぞ寝てないことを強調して「M1は気合入ってるぜ!!」っと、僕みたいな小心者は、それだけでもう眠くなってきてしまった。

しかし、とあるM1の学生がなぜGWでこんなにがんばってるの?っという質問に対して答えた内容が、「なるほどなー。プロフェッショナルだわなー。」っと思わせてくれた。

その答えとは、
「確かに、GWを徹夜してまでする必要はないんです。でも、いいものを作りたいって気持ちが、ここで終わり!ってラインを先延ばしにしてしまうのです。だから、提出ぎりぎりまでやってしまうことが多々あります。」

いやーこの答えには痺れました。
そして、同時に恐怖しました。
この2年間を無事に、そして健康な体で終わらせることができるのかと。


それにしても、時間がなさそうで怖いな。
だけど、よくよく見てみると、学期中ってたった4ヶ月しかない。
両方合わせて、8ヶ月。プラス4ヶ月は夏休みと冬休みになる。

この長期休みをどう使うか、っが勝負の分かれ目だと感じた。

それにしても、例えば金融プログラムが提供している短期の(10日ほど?)海外研修の費用がべらボーに高かった。たった10日間、中国に行ったりするだけで15万もとる。
これだったら、例えば語学のためとかなら、絶対に自分で探した方がお得だ。

金融プログラムには非常に興味があるが、その短期の研修で何が得られるのかは非常に不透明。
あの説明だと、小学生の郊外学習程度のものしか得られないとしか思えない。

如水会を通じてOB、OGに出会える魅力についても語っていらっしゃったが、僕のような青二才が行った所で、私自身に利用価値がまったくないので、出会い損になってしまう可能性のほうが高いだろう。

でも、すごい楽しそうな写真があったので、お金に余裕があれば、行きたいな♪
特に、中国に行きたい!!ツアー旅行で中国に行ったことがないので、そんなお遊び気分で行くのも悪くない。ただ、何かものすごいものを得よう!なんて気持ちでは行かないほうがよさそうだった。



ところで、僕は、この長期休みをフィリピンで過ごそうと考えている。
やはり、ビジネスでの共通言語といえば英語。
そして、リーズナブルに学べる場所がフィリピンだ。


っで、僕の一押しがラングリッチによるフィリピン留学

まず、安い。
そして、毎日勉強マンツーマンで学習できる。


これを夏と冬に行けば、つまり二年間合計で8ヶ月の留学が可能となるのだ。

就職活動とかを考えると実質6ヶ月になるかもしれないが、とりあえずマンツーマンで毎日しゃべって、プラスオンライン学習も追加でし、学校の授業も英語でいくつかとれば、かなり英語力は上がると思う。


在学生の方が、英語は下がる一方だ。。。っと嘆いていたが、しっかりとその現状を分析して、うまく隙間時間と習慣を作っていけば、英語力をアップすることも可能だと思う。(僕はGWをすでに多少は犠牲にしようと考えている。。お怒りを買いそうだ。。。)



先ほど話したGWに話を戻すが、GWですべての力を使ってしまうのではなくて、うまく力を分散して自分の目標にもウェイトを残す必要がある、と僕は思った。

確かに、ひとつの課題を納得がいくまでやる!って心意気は粋で、かっこいい。
ただ、その課題を徹夜でやり通すのと、徹夜でやらないとではどう違うのかが僕にはわからない。(もちろん、僕も実際その授業をまだ受けていないので、なんとも言えないし、4月からひーひー言ってるかもしれない。そして、やっぱ粘ってやったほうがいい作品ができるなー!なんていってるかも知れない。小生は馬鹿なのでご了承。)


しかし、その課題がひとつの作品だとして、いいものを作り上げて、最後の最後に自分という作品は本当に最高の出来なのか!?っと疑問を抱いてしまう。

なぜなら、まず、HMBAに入ってくる学生は何かしら、危機意識、目的意識を持って入ってきた学生だと考えられる。その目的を、日々のタスクに追われて、この二年間で達成すべきこと!っとして作った自分の目標を、簡単に忘れてしまわないだろうか。

僕は、お馬鹿で、純粋に頑張った!というものにすぐに満足してしまう癖があるので、これは本当に最新の注意を払ってこの2年間を過ごさなければならない。さもなければ、このGWっていうものに自己満足を求めて、当初持っていた目標をさっぱりと忘れてしまう。

この古典精読とやらに、最初は疑いの目を持ちつつも、だんだんとその満足感に浸ってしまい、教授に最高の出来だぜ!っと言ってもらえることを目標にし、それを言ってもらうために授業に精を出し、当初の目標を見失って、ただ思考力がある目標なしになりそうだ。

まあでも、最初の1学期だけだし。。。。どっぷりはまってみたいな。。。


なんて感じで、もう自分の中でも矛盾でやりきれないのに、文章にしてしまうと、何を書いてるのかすらわからない。これを読む人は、解読をしてるくらいめんどくさいことになってるんだろうな。ごめんなさい。


っとこれ以上書けば、もっと何を書いてるのかわからなくなりそうなので、とりあえずこれで終了。

オリエンテーションでわかったことは、HMBAは大変そうだってこと。がんばろーっと。


熱意があるように降る舞え、そうすればすべての行動に、自然に熱がこもるようになるだろう。
byD.カーネギー

2012年1月20日金曜日

坂之上の雲第一巻。




以前読んだ坂之上の雲第一巻をもう一度読んでみた。中国にいる際に、一度全巻読んだけど、もう一度読んでみたくなったので、一巻だけブックオフで購入して読んだ。

僕は、司馬遼太郎の本と出合って小説が大好きになった。でも、この小説を読み始めのは、司馬遼太郎の本を結構読んでからだった。

最初は、幕末の歴史を中心に読んでいたので、幕末の人物や出来事については、わざわざ辞書を調べなくても大体はわかるようになっていた。


坂之上の雲は、明治維新の後から日露戦争終了までを描いた作品だったので、関連知識がないから面倒かも、と少し先延ばしにしていた。

しかし、一度読み始めると、司馬遼太郎の文章に耐性ができていたのか、関連知識がなくても、すいすいと小説にのめり込むことができた。



僕は、悩みがあったり、壁にぶつかった時には、小説から何かヒントを得ようとしている。脳の中に、司馬遼太郎が描いてくれた人物を同居させ、彼ならどのような選択をとるだろう?と言う風に、いつも助言を求める。


その人物を鮮明に脳内に存在させるためには、時間と共に変化する脳にあわせて(これがあるから一度目に味わえなかった文章を味わえるのかもしれない。)、お気に入りの小説を再度読む必要がある、と僕は思う。



今回も先日活用したポストイットをバコバコ使うというやり方で、ストレスフルに興味深いセンテンスをマーキングしていった。




話は少し脱線するが、以前声に出したい日本語?なる書籍が巷で流行ったと思う。読んではいないのでわからないけど、実際のところ、声に出して暗誦したい日本語ってことだと解釈した。(本当に勝手な解釈法だ)

それなら、司馬遼太郎の興味深いセンテンスも僕は声に出して暗誦したい。




僕は自分でも自覚しているが、かなり日本語が下手っぴだ。しかも、たまに手がつけられないようなオバカなミスもする。たとえば、「油揚げ」を「ゆあげ」と読んでしまったり、「青果」をなぜかわからないが「りんご」と読んでいたり(これは2週間前に)。。。


その原因は、小中高とまったく本を読まなかったのと、わからない漢字がでても、辞書を調べずに中国語で読んで誤魔化したりしたからである。


普段しゃべっている時なら、「お前アホやん!っぷ」♪くらいで笑って済ませられるが、仕事等のフォーマルな場でそのような滑稽さを出してしまうと、「え。。。?」と少し気まずい空気が流れて、「こいつに任せて大丈夫か?」となりかねないように、最近思えてきた。


そんな理由から、たまには声を出して暗誦する文章をピックアップしなけりゃなーっと思った。


ポストイットで記録した箇所

子規の筆写癖は終生のもので、後年、革命的な俳諧論を展開するにいたったのも、かれが克明に江戸時代の俳人の作品を写し取っていたそういう手の作業のなかから思考がうまれてきたらしい。


好古は、質問の本意をきいた。質問の本意も聞かずに弁じているというのは「政治家か学者のくせだ」と好古はつねに言う。軍人は違う、と好古はいう。軍人は敵を相手の仕事だから、敵についてのその本心、気持ち、こちらに求めようとしていること、などをあきらかにしてから答えるべきことを答える。そういう癖を平素身につけておかねば、いざ戦場にのぞんだときには一般論のとりこになったり、独善におち入ったりして負けてしまう、と好古はいうのである。


青春というのは、ひまで、ときに死ぬほど退屈で、しかもエネルギッシュで、こまったことにそのエネルギーを知恵が支配していない。


真之にいわせると、「考え」というものは液体か気体で、要するにとりとめがない。その液体か気体に論理という強力な触媒をあたえて固体にし、しかも結晶化する力が、思想家、哲学者といわれるものの力である。








本日の名言
話題にしようと思っていることについて、もっともっと学ぶこと。
知れば知るほど、一層真剣になり、情熱を燃やすようになる。

byD.カーネギー

2012年1月17日火曜日

ポストイットが安くて便利だ!読書の友にぜひ!






















最近、僕はポストイットを使い始めた。こんなミーハーアイテム使えるか!!っという奇妙な考えがあったから、こんな便利なものを今まで使っていなかった。

今までは、本を読んでいて ”グっと来た” ところは、毎度毎度ノートを開いて、書き写していた。

しかし、これだと周知のとおり、さっきまで本によって火照っていた脳みそはクールダウンしてしまい、もう一度本にのめり込むまでに少しの行数を必要としてしまう。

その行数は、あたかもお供物のように、ウォーミングアップのために犠牲になってしまうわけだ。

しかし、ポストイットを使うと「後回し」ができ、エンドレスに脳内にアドレナリンを送ることができるのだ。

しかも、図書館で借りた本にも取り外しが可能なポストイットなら気兼ねなく貼りまくることができる。

そんなポストイットはダイソーで買えるのでかなりリーズナブルなのだ。


ついでに、僕はダイソーで専用ケース(本来は判子ケース)も一緒に購入した。以前は、筆箱の中にポストイットをぶち込んでいたのだけど、ぐっちゃぐっちゃになって、一気に使う気を削がれた。このケースがあれば、なんかかわいいし、かわいいし、キュートなので、やる気が出る。

しかし、電車とか移動中にこの箱を取ろうとすると、僕の大事なポッキーとか、グミとか、クッキーをひっかきまわさなければ出てこない。

だから、移動中は、本の始めの一ページ目にいくつか貼り付けておく。それで、使いたいときにポストイットしちゃう。

いやー便利だ。


注:
そんなもの前から使ってるわ!と言われると思う。ただ、僕にとっては新しい発見だったので、自分の記憶として記録しておきたい。もっと独創的な使い方が知りたい方は、ググって探してください。ほんっといろいろありますので。


本日の名言

確固とした自負心のみが、劣等感に悩むという「地獄」に落ちるのを防ぐのだ。
そして過度の劣等感ほど状況判断を狂わせるものもないのである。
byローマ人の物語より

2012年1月16日月曜日

シルクロードの滑走路

久しぶりに黒木亮の作品を読んだ。
黒木氏の小説は、図書館で直ぐに借りれないため、今回はなけなしの金を叩いて、ブックオフで購入した。
今回からは、ポストイットもバンバン使って、もう一度読みたい文章や、勉強になる一文をピックアップしながら読み進めた。





その箇所を以下に、キーワードだけをメモしておく。
1、ケマル・アタチュルク、トルコの英雄
2、キルギスという単語は、「四十」を意味するクルクと、「娘」を意味するグズからなる。
3、モンゴルやキルギスタンでは、家督は男の末子が相続する。
4クルド人 :独自の国家を持たない世界最大の民族集団
5ウラジオストクは、ロシア語で、東方を征服せよの意味


こうやって、見てみると、まったく金融関係の言葉をチェックしていない。

正確に言うと、いくつかチェックしたけど、あまりにも文章が長くて書く気になれなかった。

この本では、航空機ファイナンスを主軸にして物語が進むので、わからないところもいくつかあった。

ただ、航空機ファイナンスも、「青の蜃気楼」で使われていた<特別子会社>を、用途が違うだけで、ほぼ同じ仕組みで使っているんだなというのがわかった。

つまり、この<特別子会社>という制度自体が、ファイナンス組成する上で、非常に便利で、なくてはならないツールであるということだ。

それにしても、黒木亮氏の小説は、上記のチェックメモを見てもらえばわかるように、いろいろなうんちくが含まれている。

読んでいて、非常に面白い。

実際、彼の作品を読む理由が、経済事情を知るという事意外に、舞台となる国の情勢や歴史を知れるからだ。

歴史の教科書からは、実際の感触がまったくといって良いほど伝わってこないが(文科省の指定範囲を網羅するためには仕方ないのか。)、小説という媒体を通すことによって、その質感を感じることができる。

この小説では、キルギスタンとトルコについて、少しだけど知識を得られた。ローマ人の物語を制覇したら、次はオスマン帝国についての小説でも読んでみたい。

2012年1月14日土曜日

一橋大学に寮の申請に行ってきた。

1月11日に国立キャンパスに寮の申請に行って来た。

一橋に行くのはこれで通算5回目くらいで、国立周辺になにがあるのかはよくわからないので、ついでに散歩もした。
一橋キャンパスは国道146号線の両側にあって、駅から南に10分ほど歩くと着く。初めて行った時から、なんとも言えない道で、ここを僕の基地にしちゃうのか!っと思うと、居ても立ってもいられない。



申請は、学生支援課にメールを送って、逐次情報を提供してもらっていたので、かなりスムーズに進んだ。
寮についてはここ。

中国の大学で、こんなにスムーズに事が進まそうと思うと、賄賂かなにか渡さないとだめだろうなーっとか考えながら、ついでに奨学金関係の資料も頂いた。



せっかく一橋に往復1800円もかけて来たし、もう少し校内をぶらつこう!っと思い、図書館に入った。
一橋の附属図書館は蔵書数がなんと175万冊で、全学の図書館(他の研究センターも合わせて)245万冊あるらしい。
ソースはWikipediaから。日本の蔵書ランキングでは、10位にランキングされており、全学の蔵書を合わせると、2位の東北大学附属図書館の蔵書数249万冊と早稲田大学の蔵書数229万冊の間にはいるようだ。ソース。でも、実際のところ、それら2校も、他の研究所センターの数を入れていない可能性があるし、附属図書館で見る限りではこうなっている。



ただそれでも、本好きの僕としては、転げ回りたいくらいの数だ。
毎日1冊、あと60年生きるとして、読める数が21915冊。
実際、僕はそんなに読めないので、1万冊もいかないな。
っとなると、175回も生まれ変わらないとココにある本は読めないわけだな。。っと戯言をぶつぶつ唱えながら、顔はニヤニヤだった。



図書館を出て、教は暇だし、歩こう!っと思い、とりあえず国立駅を正面にして、国道145号線を左にテクテク歩いていった。すると、カフェが結構あった。ええやああああん!!やっぱ学校終わりに、うまいコーヒー飲みながら、テキストを読むってのが至極の時間なわけで、最悪ドトールとかでいいんだけど、国立にはなんでもある。


















自分の記録のため、こうやって写真を撮るのが、最近は楽しくて仕方がない。
次にいくリスト!みたいなものを作っておく、これって立派な趣味だわー!っと自画自賛をちょいっと挿し込む。




本日の名言

敗北とは、敵に敗れるよりも自分自身に敗れるものなのである。
byローマ人の物語より

2012年1月12日木曜日

千葉大学中国人留学生の会に参加してきた

















1月8日、バイト先の中国人の方から、千葉大学の中国人留学生に参加しよう!っというお誘いを受けて、行ってきた。

思っていたよりも、人数が多く、たくさんの中国人と知り合うことができて、かなり有意義な時間だったぜ!いえーい。

日本人も含めて、会場には200人くらい?の人が居て、ソフトドリンクと食べ物が出た。

日本人の参加者は、非営利団体の留学生支援団体やら、千葉県議会の人やら、中国に留学していた時に、こんな大掛かりな留学生会があればよかったのになーっと思った。

もちろん、大部分の参加者は中国人で、この留学生会を金銭面でバックアップしているのも中国人のOBの方々だ。そして、この会でささやかなくじ引き大会が行われていたのだけど、景品もかなり魅力的で、僕も一等の任天堂3DSがほしかった。。。

まあでも、そんな会が欲しい欲しいと言った所で、そもそも自分が行動を起こさなかったことが一番の原因なのだ。



その留学生会で、ちっちゃな子供達がいた。
子供たちの中国語がびっくりするほど流暢で、この歳(7歳の子が特に)で既にバイリンガルかよ!っと驚いた。
日本語か中国語どっちが得意?っと聞いたところ、たぶん中国語?あ、日本語かも、だと。完璧なるバイリンガルだった。。。


そんなこんなしていると、日本人で中国に留学していた、ということでスピーチを頼まれた。
こんな大勢の前でしゃべる機会なんて滅多にない!っと思い、やらせてもらうことにした。
たったの1分くらいでいいということだったので、自己紹介と留学生に贈る言葉をメモした。
っで、その時に思ったのだけど、こういう中国語でのスピーチは、前もって準備しておくことが大切だと感じた。どこでも使える挨拶で、少しユーモアを含めた定型文を作っておけば、いつスピーチを頼まれても応用を効かせれる。
その大まかな流れを一度暗記しておき、何度も練習して、アドリブで一言二言付け加えれば、OKだ♪


緊張もするし、恥ずかしいのでスピーチは苦手だけど、とりあえずやってみて思ったことは、場数をこなすこと、その後にフィードバックすることで、どんどん上手くなっていけそうだ。

気乗りしないことも、経験値的にプラスになるなら、とりあえずやってみること。
これが、その日の体験から得られた教訓だ。


その後は、中国人留学生との飲み会。

これもすっごく楽しかった。
日本人ということもあり、のめのめ!っと強要されることもなく、まったり飲めたからかな。


本日の名言
私には、幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。
歴史の中にもいる。そこには、この世では求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、
私の日常を、はげましたり、なぐさめたりしてくれているのである...

by司馬遼太郎

2012年1月11日水曜日

暗唱の応用性

僕は、中国語を勉強していた時に、よく本文を丸ごと暗唱していた。

自分から進んで暗唱していたわけではなくて、当時僕に中国語を教えてくれていた先生が、そうしなさいと言ってくれたので、それを実行しただけです。

しかし、これはかなり時間が必要で、しかも数日経つと忘れてしまう。

実際のところ、完璧に忘れるわけじゃないので、たまにブラッシュアップというか、チューニングをしてやらないといけない。

しかし、今思い返すと、暗唱ってすっごい応用が効く勉強方法じゃないかと思い返す。

もちろん、英語を勉強中の僕は、英語でもこの方法を使っている。

そして、最近、大学1年の時に学習していた数学をふと思い返した。

よくよく考えてみると、その当時、僕は数学が大っキライで、テストが近づくににつれて、胃のあたりが痛くなっていた。

その理由は、ただでさえわからない数学を、中国語でやらされていたから。


そして、よく言われるのが、数学は記号とか数字とかだから、語学なんて大して関係ないじゃないか。っと。

でも、実際のところ大ありなんですわ。

なぜなら、その数式を見てもさっぱりチンプンカンプン(ちなみに、チンプンカンプンって中国語の听不懂看不懂から来てるらしい)で、つまり、数式がわからんのだから、それを説明してもらわないといけない。
その説明が、中国語だからわからん。

っという、自然科学さっぱりな僕としては、まあ至極当然のことを言ってるのだけどね!


っで、その時に、しかたないから使った方法が暗唱だったのだ。

その時は、ほんと藁にでも縋りたい気持ちで、なんかええ方法ないか?っといろいろな本をひっくり返した。

っで、そのひっくり返した本から答えが出たわけじゃなくて、僕が大好きな小説、司馬遼太郎さんの「花神」からヒントを得た。

なんでそんな小説がヒントになるねん?っと思うかもしれないが、この小説は、以下のような内容。




周防の村医から一転して討幕軍の総司令官となり、維新の渦中で非業の死をとげたわが国近代兵制の創始者大村益次郎の波瀾の生涯を描く長編。動乱への胎動をはじめた時世をよそに、緒方洪庵の適塾で蘭学の修養を積んでいた村田蔵六(のちの大村益次郎)は、時代の求めるままに蘭学の才能を買われ、宇和島藩から幕府、そして郷里の長州藩へととりたてられ、歴史の激流にのめりこんでゆく。


この中の蘭学の学習ってのと、そこから自然科学へと発展させていく過程のどこかにそのヒントがあるはずや!
なぜなら、僕も大村氏と同じような境遇だよな!?だよな!?っと思いながら、そこからヒントを得ようとがんばった。

そして、得た答えが写経だ。

「寺の使いの者か!?」、ハゲか!?っと。

もう、見て読んでわからんのだから、その上の書き写す、臭う、食べる、聞く、脱ぐ、等色々と五感をフル稼働する方法を考えたわけだ。

そして、僕はまだ未熟者で、辞書のページを食べるとか、そういう山羊よろしくのストイックさは早い!!ということで、手を動かすという方法を使うことにした。

っで、やってみるとすごくいい。

それまでは、わかったつもりのものは、全くそうではなかった。

そう。噛み砕けていなかった。
食べ物でいうところのガムがそれだ。食ってるんだけど、飲み込めてなくて、少しのカロリーしか体内に入ってこない。

しかし、写経という咀嚼方法を知ってからは、第一段階の消化活動を行ったのだ。僕は歯を手に入れた。

それからというもの、数学の教科書を隅々まで写してやった。もう、丸裸にしてやったのだ。

そして、気づいたら、いろんな定義を丸暗記していた。
少しでもわからないところは、時間をおいて(例えば2日寝かせるとか)、もう一度写経をする。
それを何度も、何度も繰り返した。

様々な定理を駆使して証明する場合だと、定理が曖昧な時点で理解が難しい。
解ける解けないという問題の前に、理解できる、できないという導入問題自体を解決しない限り、その先に進めないのだ。


写経は理解するための最高のツールだとココで主張させてもらう。
そして、そのルーツを、つまりその原理を辿ると、暗唱ではないのか。

先程も言ったように、ひとつの物語を解き明かすために、さまざまな予備知識が必要で、その予備知識を覚えることが、理解に先駆けて成されるべきことなのだと。

ここまで言った上で、僕は物事を理解する上で、特に定義や理論を学ぶ上で最高の方法は暗唱だと結論づける。 今までにも述べたように、わかっているつもりは、頻繁に起こり得る。 いや、実際理解しているのだろう。

ただ、その理解の厚みは、暗唱することによって、そして、その暗唱する過程で、新しい発見をもたらしてくれる。

暗唱までの道のりに、写経だったり、音読だっあり、叫んだり、歌ったり、脱いでみたり、そうやって体全体で、対象物をこねくりまわす。

僕もよくわからないなりに脱いだ。そして、風通しを良くした上で、光合成を試みながら暗唱する。その様は、一見したら不審者だが、解放感から来る新しい空間を作り出した四畳半の支配者でもあり、苦学生の鏡なのだ。

さて、このままだと、いつまでもバカな話を繰り返しそうなので今日はこれくらいで!





今日の名言

物事は両面からみる。
それでは平凡な答えが出るにすぎず、
智恵は湧いてこない。
いまひとつ、とんでもない角度
つまり天の一角から見おろすか、
虚空の一点を設定してそこから見おろすか、
どちらかしてみれば問題はずいぶん変わってくる。 
 
by司馬遼太郎

2012年1月8日日曜日

心のカレンダー

1月も8日も過ぎてしまった。
昔と比べると、こんなに時間経つの早かったっけ?って思うことが最近多くなった。
「40歳になったら、こんなもんやないで!!」っと親父に言われたけど、実際のところどうなんだろう。

バイト先で、年末にミニ忘年会が会議室の一室であった。
その時、バイト先で、少し年配の女性の方も同じようなことを言っていた。

「最近なんて、今の一年が昔の一ヶ月と変わらないわ。心のカレンダーがだんだんと早くなる。」
「っきゃ。素敵。心のカレンダーなんて。。。」

そのやり取りを見てるだけで、僕の脈拍が尋常じゃないくらい早くなった。
笑いを堪えるために。
っと、今年も幸先良い、楽しそうな一年になりそうで、なんだかよかったです!

さて、最近読んだ本。



これは、先の大晦日の日、朝生という番組を見た時に上杉隆さんという人がすごく上手に話を展開していたので、この人が気になって本を借りに行くことにした。

内容は、まったくコミニケーションに関係なく、なんでそんな題名付けたのか??くらい関係なかった。
一瞬だけ、原発関連の討論をする時は、声を張り上げずに、淡々と議論を進めればいい。みたいなことが書かれていたけど、コミニケーション能力と議論能力は少し別物じゃないのかい?っと思った。

でも、僕は別にコミニケーション能力がどうこうでこの本を借りたわけではなくて、上杉隆さんが書いてるもの(この本では書いてるやつじゃなくて、対談だったけど)みたかったので、良しとする。

上杉さんの東電攻めは、かなり鋭く、論理展開が見事で、ディスカッションのお手本としては見習いたい。

っと今日はここまで。

本日の名言:

自分というものに学校というものは一切存在理由がなかった。
自分にとって、図書館と古本屋さんさえあれば、それで十分であった。 

by司馬遼太郎

2012年1月4日水曜日

今年の抱負。

明けましておめでとうございます!!

さーて、2012年になったので、新しく今年の抱負をこのブログで書きたいと思います。

その前に、

去年、2011年の目標はどうだっけ?っと思い出し、見てみると、こんなでした。

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            2011年の目標と評価


ずばり英語がぺらぺらになることだ。もうぺらぺらのペラ坊になりたいんだ。 
それと精神をもっと鍛えぬくこと。 
これくらいでいいか。。。をもう一時間おかわり!!の精神。 
おかわりを大切にしていくことだ。


振り返ってみると、2011年は英語ばっかり勉強していたと思う。

でも、ペラペラになったかと言えば、なってない。

っというか、ペラペラの基準がわからん。その当時、思い描いていたペラペラってどれくらいなんだろう。

これを反省して、2012年の目標はちゃんと定量的に評価できるようにしておこう。

それと、もう一時間おかわり!!の精神は・・・これも実現できた日もあれば、できなかった日もある。

去年の最初の方は、卒論があったので、租税関係の本ばっかり読んでいた。その時は、本当におかわりどころか、点滴くらい常におかわりってた。

でも、卒論が終わって、小説やら、大学院に入ってから必要になるだろうなー的な知識本については、必死さはなくなってしまったけど、相変わらず結構読んでいると思う。

なので、去年の目標はクリア!ってことにしようと思う!いえーい。

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2011年は、定性的な目標設定になってしまったから、もう少し定量的にする!


2012年の目標


1,TOEIC900点以上

2,中国語で2週間に1度、1000文字以上のレポートを作成する。

3,HMBAで同期の留学生のお手伝いをする。

4,ブログを1週間に一度は更新する。

5,毎学期スタート2ヶ月で、その学期のテキストを読み終える。


いい具合に定量的で、来年の評価がやりやすそうで満足!!
がんばって達成してこー!!


今日の名言

人の諸々の愚の第一は、他人に完全を求めるということだ。
 by司馬遼太郎