2011年10月31日月曜日

本日の読書



カエサルが生まれるらへんの30年ほどの話。

Amazonの内容では以下のように記されてる。
前一世紀初頭、ローマは内外で混迷の度を深めていた。同盟者戦役に続き、小アジアではミトリダテス戦役が勃発、ローマも内乱状態に陥る。戦役に勝利した名将スッラは反対派を一掃。前81年、任期無期限の独裁官に就任し、ローマの秩序再建のため、国政改革を断行する。しかし「スッラ体制」は彼の死後間もなく崩壊。この後登場するポンペイウスは、ローマの覇権拡大を果たしたが…。

大国になったがゆえの問題がたくさん書かれている。
大国にはメリットもデメリットもあるということ。それこそ、物事にはメリット・デメリットがあるように。
ローマが作ったすばらしい制度も時代の変化と共に廃れていく。これも何事にも言えることだと思う。
時代の変化に合わせて変化したからこそ、ローマはこの時代も繁栄し、ハンニバルが望んだように中から崩れるという状態にはならなかったのだ。ここから学べたこと、それは止まらず変化し、環境に合わせて常に最善の策を考えること。簡単に聞こえるが、ほんとうに難しいと思う。

ローマは国の制度作りに対する大きなテキストを僕達現代人に残したみたいだ。

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